母の難病医療の関係の手続きで、
一駅先の出張所まで行ってきました。
商店街を通って一駅分歩きました。
昔はその商店街は賑やかだったそうで、
今でもその時のなごりなのか、
年に1度はサンバカーニバルをやるんです。
ホンモノのブラジル人が
歩行者天国として規制した商店街を
踊りながら練り歩くんです。
しかも、あのサンバの衣装で!
かなりの露出度です!
その商店街を歩いていたら、
今まで喫茶店だったところに
「明石焼き」のお店ができてました。
私は明石焼きが大好きなんですが、
東京だと本格的な明石焼きを
食べられる機会って
そう多くはないですよね~。
速攻で、明石焼き買いましたよ~。
ただ、お持ち帰りだから
ササッとお金を払って持って帰れると思ったのに、
店内で座って明石焼きができるまで
待っててと言われました。
店内はまだ片付いていない様子。
聞いてみると、昨日開店したばかりだとか。
明石焼きなんて、たこ焼き同様
すぐできると思ったので立って
お財布を出して待ってたら、
座って待っててと言われました。
よかったら飲み物も飲めます
って言われました。
たしかにドリンクメニューとかもありました。
だけど、私もやや急いでいたので、
座ってスマホを見たりし、
まだかな~と結構長いこと待ってました。
その間観察していると、
お店は初老の女性が一人で切り盛りしていて、
その女性もプロといった感じではなくて、
慣れない手つきでやってるんです。
善良そうな女性でしたけど。
明石焼きがど~しても食べたかった私は、
じっと我慢で出来上がりを待ってました。
店内は私しかいなかったし、
時間がかかるので、
その間お店の人とお話ししてました。
明石焼き専用の粉があるけど、
東京では手に入りにくいとか、
昨日開店したけど、
台風が来ていたので人が入らなかったとか、
いろいろお聞きしました。
やっと明石焼きが出来上がり
持って帰る時には、
宝物でももらったように
ワクワクして
大切に大切に明石焼きを持って帰りました。
お店で千円払って、
「また来ますねー」と上機嫌でお店を出ました。
もうルンルンです。
が、しかーし。
食べたら超不味かったー!
見た目は美味しそーだし、
苦労して仕入れた特製の粉で作った
明石焼きだとも聞いたのに…。
だけど、メチャまずっ!
母にもドヤ顔で食べさせたけど、
食が進みませんでしたね。
母からは
「素人がやってるんじゃないの?」
とか言われちゃいました。
私も同感でしたね。
手際が悪かったし…。
作り方、よく教わらなかったのか、
材料がちょっと違うのか、
不思議な味です。
あんな不味い明石焼き、
食べたの初めてです。
明石焼きに失礼だっ!
とも思いましたよ。
「また来ま~す」と
上機嫌で受け取った明石焼き。
期待が大きかっただけに、
がっかり度も大きかったです。
もう2度とあのお店に行かない、
って決めました。
でも、あのお店つぶれるんじゃないかと…。
だって、質を落としたお店で
繁盛してるお店って見たことないもの。
中途半端な知恵でお店を開いて、
もしつぶれたら、
そのほうが打撃が大きいですよね?
せどらーがせどりから撤退するより、
閉店するほうがずっと大変なはず。
世の中、甘くないですよね。
開店するなら、
よーくよーく調べたり、
試験的にいろいろやってみたり、
相当な準備が必要ですよね。
でも、質を落とさないってことは、
店舗だけでなく、
何にでも共通して言えることですね。
私も「がっかりだ~」
とか言われないよう、
がんばろ~!