某ネットスーパーで卵を買ったら、
続けて2~3回ヒビの入った卵が
入っていたんです。
割れと違ってヒビが入っただけの場合、
売る方も買う方も気づかないんです。
我が家に卵を含めた食材が
到着してからは、
配達の中に卵があると
分かっているから、
もちろん細心の注意を払います。
玄関に届いた卵はすぐに
冷蔵庫に収めますし。
今までは割れたりヒビが入った卵が、
そのスーパーから届いたことは
ありませんでした。
なのに、最後に届いた卵パックの
8割に、ヒビが入っていたんです。
これはあまりにも酷いと思いました。
ヒビが入っただけだと、
割って調理をするなら問題はないんです。
でも、我が家の場合、
毎朝ゆで卵を食べるので、
殻のまま茹でると中身が出てきたり、
殻の中に水が入り中身がズブズブに
なったりするんです。
ヒビに気づかず茹でた卵は、
画像の通り。
こんなことが何回も続いたら、
誰だって嫌になりますよね?
ヒビが入っていたのが1回くらいなら、
割れやすいものだから仕方ないって思いますが、
2~3回も続き、最後のパックは
8割がヒビ入りとなると、
けっこうストレスを感じます。
状況を説明し、改善してほしいと
お客様相談窓口にメールをしました。
クレーマーだと思われるのは心外なので、
返金も弁償も必要ないと断りましたけど。
スーパーからの回答は、
下記の通り。
弊店では、商品選別・梱包前の段階で商品の点検、
梱包ではエアパッキンで2重に包み、
配送では「たまご」在中のラベルで
配達員に注意を喚起しております。
たしかに、
これだけの対応をしていたら、
普通はヒビなど入らないような気がします。
だから、
さらに改善する点を見つけることは、
簡単なことではないと思います。
でも、そこで終わってしまっては、
商売は成り立たない!
プロだったら難しそうに見える問題点だって、
見直さなければならないと思います。
私はISO関連の仕事をしていたこともあり、
このような問題に接すると、
放置する気になれないんです。
なぜ起こったのか、どうすれば改善できるのか、
組織の仕組みから見直すというのがISO。
ISOは、ミスした人を
責めることはありません。
問題が起こった場合、
仕組みに問題があると考えるんです。
例えば、教育訓練を効果的に実施
できるような仕組みになっているのか?
組織内の伝達の仕方に問題はないのか?
周囲の状況の変化に対応しているのか?
などなど、何か問題が起こったら、
必ず仕組みを見直し、
絶対に改善点を見つけるんです。
ISOは、たった一人で営業している
お寿司屋さんでも取り入れることができます。
うっかり忘れを防止するために、
何か工夫をするなどなど。
ISOの認証を受けた組織は、
年に1回以上は審査を受けることになります。
その際に、ISO審査員から
様々な質問をされ、
自分たちでは当たり前になっていて、
気付かない問題点に気づかされるんです。
第三者から見ないと気づかないことって、
多いですからね~。
ただ問題は、
ISOの認証を受けるには
費用がかかります。
だから小さな組織には、
負担だと思います。
けれど、ある程度の規模の組織であれば、
ISOの認証を受けることは、
必須といってもいいでしょう。
トヨタ自動車のように
非常に優秀な組織の場合、
ISO認証取得などしなくても、
自分たちで仕組みを見直し
効果を上げている組織もあります。
でも、ISOの規格というのは、
ビジネスをするうえで、
これ以上ないほど完璧なものなので、
これを上回る仕組みをつくるなんて、
普通では難しいです。
ISOの規格は非常に優れたものですが、
英文を和文に翻訳したものなので、
表現が分かりづらいという面もあります。
けれどISOの精神は、
認証を取得するしないに関わらず
大事なものだと思うので、
もっと広く知られるといいな~
と思っています。
一人でお店を経営している人にも、
簡単に理解でき、取り入れることができると
いいのにな~と思います。
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