かつてカリスマ予備校講師として
一世を風靡した「金ピカ先生」
が亡くなりました。

孤独死だったそう。

一時は年収が2億円にも
達していた、という金ピカ先生。

報道によると、金ピカ先生は
今年の5月から生活保護を
受けていたと言います。

ショッキングな話ですね。

現代ビジネスに掲載
された記事ですが、
かなりの長文なので
抜粋をご紹介しますね。

金ピカ先生は、全盛期には
1コマの授業で200万円を受け取り、
年収は2億円を超えていたと言います。

実際の私生活も、
かなり派手だったようです。

クラシックカーを何台も乗り回し、
8億円の豪邸を建てたり…。

こうした浪費をやめられず、
最終的にはまったくお金が
なくなってしまったのだそう。

年収2億と聞くと、
それだけで一生暮らせる
と思う人も少なくないでしょう。

でも、ひとたび散財を
始めてしまうと、
2億円のお金など
すぐに消えてしまうのです。

年収が増えると、
それ以上に支出がかさみ、
あっという間に生活が困窮する
というのはよくある話です。

金ピカ先生と比べて
金額がずっと少なかったとしても、
普通のサラリーマンも
そういった末路は同じ。

年収が上がると、
将来はさらに年収が上がると
楽観的に考える人が多く、
多少の出費が増えても、
将来的に取り返せると

考えてしまうのだそう。

金ピカ先生もおそらく、
派手に消費しても何とかなると
考えていたに違いないのです。

過度な楽観論は、
自分を堅実だと思っている人
にでもあるようです。

例えば
年収が500万円だった人が
600万円になると、
その先は700万円、800万円
になると考える人は多いのだと。

年収が上がると
税金を考慮せずに支出を増やし、
今後もさらに

年収が上がると考えてしまい、
消費に拍車をかけてしまうそう。

金ぴか先生ほどでなくても、
ちょっとした高級車や
子どもの習い事、
見栄えのよいマンションなど
結果は同じです。

こうした消費先行型の
ライフスタイルは、

最終的には老後の生活を
直撃します。

金ピカ先生の場合、
無収入で電気ガスも
止められていたそう。

無年金状態か、年金があっても
満額を支払っていなかったため、
金額が少なかったのでしょう。

高齢者が貧困に陥る最大の原因は、
もらえる年金額が少ないこと。

年収が下がっても、
働けるうちは何とかなる
場合が多いです。

でも体力の低下やケガなどが原因で、
継続的に勤務することが難しくなると、
一気に資金繰りに窮します。

公的年金だけで、
老後の生活を完全にカバー
できるものではないのです。

サラリーマンが加入する
厚生年金は掛け金も多く、
その分だけ受け取れる年金額も
多いです。

国民年金だけという場合には、
年金収入だけではまず暮らせない
のが現実です。

現在、国民年金の月額の給付金額は、
約6万5,000円です。

しかしこの金額を受給するには、
毎月の保険料1万6,500円程を
40年間払い続ける必要があります。

支払い期間や金額が
足りない場合には、
その分だけ年金の額は
減らされてしまうのです。

ちなみに現在の年金受給者のうち、
年間100万円以下しか
年金をもらっていない人は
全体の4割です。

150万円以下しか
もらっていない人は、
全体の6割に達します。

これまでは掛け金も少ない代わりに
受け取り年金額も小さい国民年金の人は、
困窮しやすいというのが
一般的な印象でした。

現役世代の賃金低下が著しく、
年金財政の悪化が予想される
これからの時代は、
所得が高くないサラリーマン
(厚生年金加入者)でも
同様の問題が発生するでしょう。

年金に加入しているだけでは不十分で、
働けなくなった時に
生活費を捻出できるだけの
資産がどうしても必要です。

金ピカ先生も該当するようですが、
高齢者が困窮するもうひとつの
理由は配偶者の死亡や離別です。

もし夫婦が国民年金で40年間
保険料を満額納めていれば、
それぞれ国民年金を受給できるので
世帯月収は13万円です。

けれど配偶者と離婚したり
死別してしまうと
年金額が半分になるので、
生活に困窮する確率が
一気に高まります。

現在、生活保護を
受けている人は約210万人。

このうち55%が高齢者世帯で、
しかも高齢受給者の9割以上が
単身世帯です。

年金だけでは
老後暮らしてゆけないことは、
ニュースなどで耳にしている
ことと思います。

とはいえ
単に銀行預金を増やしても、
利息はほとんど付きません。

今働いて収入を得られる人は、
貯蓄の一部を投資に回したほうがいい

と大抵の経済評論家は言います。

不労所得を得る方法で
自分に合ったものは何かと、
日頃からアンテナをはっておく
必要があるかもしれません。

初心者でも稼ぎやすい
カレンダーせどりのポイントや
売れ筋商品について
動画にまとめました。

よかったら参考にしてくださいね。

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【今日の格言】

倹約した金は儲けた金である。

(アンリ・ド・レニエ)

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