私は何をするにも時間がかかるくせに、
色々なことに手を出して、
時間がないからと、
睡眠を削っていた時期がありました。
ずいぶん長いこと、
1日の睡眠時間が3~4時間の状況で
毎日過ごしていたので、
いつも疲労感がありました。
朝もスッキリ起きられず、
このまま永眠したいな~と思いながら、
必死で起きるんです。
起きていてもいつも眠くて、
通勤電車では立ったまま
寝ている時もありました。
あまりにも眠気と疲労感がひどいので、
睡眠外来に行ったんです。
取りあえず、
日中起きていられるように
強力なカフェインを
処方してもらいました。
医師が処方するカフェインですから、
よく効きました。
ドラッグストアなどで、
カフェイン入りのエナジードリンクや
カフェイン錠など買って飲んだこともありましたが、
医師の処方するカフェインは、
比べものにならない程よく効くんです。
粉末のカフェインでしたが、
飲むと頭がスッキリして、
ダルさもなくなりました。
ただし、常用すると
カフェインに身体が慣れてしまい、
カフェインの量を増やさないと、
効果が感じられなくなったんです。
すると、カフェインの量を増やし過ぎて、
今度は頭痛などの副作用に
見舞われるようになりました。
それまで経験がなかったのに、
片頭痛が起きるようになり、
片頭痛の薬を飲まねばならない
という悪循環でした。
カフェインの飲み過ぎが、
身体に悪影響を及ぼすと身に沁みました。
睡眠外来の医師に相談すると、
カフェインは脳神経に作用するから、
余程の時以外は服用を止めて、
イミダペプチド
(イミダゾールジペプチドともいう)
に切り替えたほうがいいと言われました。
私も飲んでみましたが、
イミダペプチドは
実際に効果がありました。
また、最近のニュースで、
急性カフェイン中毒による
国内初の死亡者が出たと聞き、
とても驚きました。
死亡したのは 20代の男性で 、
24時間営業の店で勤務していて、
夜勤の眠気覚ましにカフェインの錠剤や
エナジードリンクを、
死亡する1年前から日常的に飲んでいたのだそう。
男性の血液からは、
致死量に達するカフェインが
検出されたそうです。
恐ろしいことだと思いました~。
一方でイミダペプチドは、
安全性が非常に高いのです。
というのもイミダペプチドは、
行政が民間の医薬品メーカーや食品メーカー、
大学の研究者などと連携し、
開発してできた自信作なんです。
小学生が大人のライフスタイルに合わせて
遅くまで起きているため、
学校で居眠りすることも多く、
行政がこの問題を解決しようと
プロジェクトを立ち上げたのだそうです。
育ち盛りの子どもが飲むことを、
想定して作られたものだから、
もちろん安全です。
アスリート達も飲んでいるそうです。
よく見かける市販のエナジードリンクは、
カフェインなどにより、
元気を出させるものですが、
イミダペプチドは疲労自体を軽減するもので、
根本的に違うんです。
ただし、睡眠外来で紹介された
元祖イミダペプチドのドリンクは
結構高額です。
ネット通販では、
錠剤になった商品なども売られていて、
比較的安いものもたくさん出ています。
イミダペプチドの錠剤を
飲んだこともありますが、
錠剤でも効果は感じられました。
渡り鳥が長時間飛び続けることができるのも、
渡り鳥の羽の付け根にはたっぷりの
イミダペプチドがあるためだそうです。
このイミダペプチドは、
鳥の胸肉や回遊魚のカツオやマグロにも
多く含まれているそうです。
だから、そういった自然の食材から
栄養を摂るのが、
安全性の面からだけ考えたら
一番確かなのでしょう。
とはいえ、イミダペプチドの
ドリンクや錠剤のほうが、
たぶん成分が濃縮されていると思うので、
疲労回復にはより効果があると思います。
このところ気候変動が激しく
私も母も疲労感をかなり感じていて、
「あ~、疲れた」と言い合っている状況でした。
母にもイミダペプチドを飲ませたいのですが、
母の場合ドリンクでなければダメなんです。
というのも、難病の母は普段から
大量に薬を飲んでいます。
タブレットや錠剤などの薬は、
コーティング剤で覆われていたりするので、
肝臓に負担がかかるんです。
だから、医師からも
これ以上肝臓に負担をかけさせたくないから、
サプリメントは控えるようにと言われています。
養命酒などの液状の栄養剤は
止められていないんです。
だから、今回は多少価格が高くても
ドリンク型のイミダペプチドを
購入しました。
数日飲み続けたら、
ちょっと身体が軽くなったような
気もします。
イミダペプチドは、
常用しても大丈夫だそうなので、
続けてみようと思います。
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