母は難病のため、
介護保険を使いデイサービスで
リハビリを受けています。

 

介護保険を利用する場合、
毎月ケアマネージャーの面談を
受けることになっています。

 

先日も自宅で、
ケアマネージャーの面談がありました。

 

ケアマネージャーは基本的に、
保険者の家では飲食しないことに
なっているようです。

 

けれど、真夏の暑い日に
我が家へいらしてくださった方には、
麦茶の一杯も差し上げたいと思うので、
飲み物をお出しするようにしました。

 

ケアマネージャーに
お茶をお出しすると、
最初は固辞していましたが、
熱中症の予防にもなるからと言って、
飲んでいただくようにしました。

 

冬だって寒い中来てくださるので、
温かい飲み物でも飲んでいただきたいと思います。

 

結局いつも飲み物を、
お出しするようにしています。

 

私はたいてい、
ルピシアのフレーバーティーや
甘酒をお出ししています。

 

 

ルピシアのフレーバーティーは、
グレープフルーツの香りの緑茶や
白桃の香りのウーロン茶などが美味しいです。

 

ケアマネージャーは、
ルピシアのフレーバーティーも
甘酒も気に入ってくださっているので、
もう定番のようになっています。

 

緑茶もウーロン茶も甘酒も、
取っ手のない器に入れてお出ししています。

 

取っ手のない器は、
食洗器で洗う時に便利なので、
できるだけ取っ手のない器を
使いたくなってしまいます。

 

先日はバタバタしていて、
何も飲み物の用意がなかったため、
個包装のドリップコーヒーを
お出ししました。

 

 

コーヒーなので、
ノリタケのコーヒーカップでお出しすると、
ケアマネージャーがカップに反応して、
カップの裏側の銘柄などを確認していました。

 

女性は食器類に興味を持つ人が、
多いように感じます。

 

海外旅行に行くと、
必ずその土地の食器を購入する友人もいますし、
結婚記念日などの度に
高級ブランドの食器を買い足す人もいます。

 

食器は100均で買えるものから、
マイセンなどの超高級品まで
ピンキリです。

 

東日本大震災の後、
周囲の女性たちが
高級な食器ほど割れてしまったと
残念がっていました。

 

私たち庶民にとっては、
高級ブランドの食器は宝物的な
存在かもしれません。

 

私の友人に銀座和光の外商部で、
働いていたC子という女性がいます。

 

 

銀座和光といえば、
高級品ばかり扱うお店です。

 

以前、C子の共通の友人と、
C子の勤務先を見に行こうと
和光に行って見ると、
急須が1個10万円とか、
高級品ばかりを置いていました。

 

 

そんな高級品を扱う店舗の外商は、
超セレブばかりを相手にしています。

 

彼女の話では、
大企業の社長のお宅に伺ったら、
ウエッジウッドの洋食器を
普段使いに使っていて、
高級なカシミアセーターを着て、
庭いじりをしていたそう。

 

「お金はあるところにはあるね~」
という話をして、
当時20歳代だった私たちは、
自分たちとは別世界だと感じつつも、
憧れのような気持ちもちょっとありました。

 

銀座和光に行った時、
外商のC子がVIPを案内している
ところに遭遇しました。

 

店頭にいるとは思ってもいなかったのですが、
偶然会え、C子の手が空いた時、
欲しい物があれば社販で買ってくれると
言ってくれました。

 

欲しいものと言っても、
急須1個が10万円というようなお店です。

 

一緒に行った友人と二人で、
1個5千円もしないような、
ハンドバッグホルダーを1個だけ購入しました。

 

20歳代の庶民の私たちが買えたものは、
その程度の物でした。

 

商品は、C子が社販で買って
後日送ってくれました。

 

家に届いたとき、
和光の紙袋もたくさん同封して
くれてました。

 

 

風呂敷など使わなくなった時代では、
風呂敷代わりにブランドの紙袋を
持って歩く女性が多いです。

 

ヨレヨレのティファニーやシャネルの紙袋を
持っている女性も時々見かけます。

 

使い込んでるのだな~と、思います。

 

和光で5千円程度の商品を、
社販で買ってもらうような私たちが、
和光の紙袋を持っていても、
なんだかアンバランスな感じがします。

 

やはり身の丈に合ったものを持つのが、
いいのかもしれません。

 

1点豪華主義的な見た目って、
痛々しいような気がします。