私の住むマンションでは、
毎年さくら祭りをします。
今年のさくら祭りは、
4月7日に予定されています。
ところが今年は桜の開花が早く、
もう満開という所も多いようです。
私の住む東京の板橋付近でも、
もう満開です。
今朝、我が家のベランダから
隣の神社の森を見ると、
桜が満開だったので、
慌てて写真を撮っておきました。
4月7日のさくら祭りは、
もう赤っぽかったり、
葉っぱが目立ったりといった感じに
なるかもしれません。
ただ、毎年さくら祭りは寒い
と言っているのをよく聞くので、
満開ではなくても
4月でいいのかな~とも思います。
寒がってすぐに部屋に入ってしまうよりは、
たとえ葉桜を見ながらだったとしても、
外でゆっくり住人同士がコミュニケーションを
取るほうが、有意義だと思いますから。
中学時代の国語で習った歌で、
未だに忘れられないものがあります。
古今和歌集に収められていて、
在原業平によって詠まれたものです。
一応ご紹介しますね。
「世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし」
この世の中に、桜というものがなかったら、
春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに
というのが直訳です。
日本人は、桜が咲いたと言っては大騒ぎして、
桜が散ったと言っては寂しがるほど、
桜の花が素晴らしいという意味です。
私は記憶力には自信がないのですが、
この歌ばかりは、中学生の私にも
強い印象を与えたので覚えているんです。
人の名前や話の中の数字など、
メチャクチャに覚えている私が、
未だに覚えてることに
自分でも驚いてるくらいです。
たぶん、その時の国語の先生が
丁寧に心情を説明してくれたので、
心に残ったのだと思います。
今日、母がリハビリのため通っている
デイサービスで、
桜のオブジェの小物を作って
持って帰ってきました。
作ったと言っても、
母は筋肉が破壊される病気なので、
手先の仕事などできません。
病気を発症した当初は、
おハシすら持てなかったのです。
今はおハシを持って食事ができるように
なりましたが、それでも作業などは
ほとんどできません。
デイサービスで手作業で作ったといっても、
ほとんど職員の方や、周囲のお仲間が
作ってくれているようです。
それでも作品が出来上がると
うれしいようです。
家に戻って早速飾ってましたから。
作品はこれです。
素人の工作とはいえ、
センスがいいから、けっこう素敵ですよね。
職員の方々のアイディアなのだと思います。
当分飾っておきますよ。(*^^*)
夕食の買い物から戻ると、
住んでいるマンションの中庭で、
桜の花をライトアップしていました。
美しいので写真に収めておきました。
こちらです。