昨晩は、以前勤めていた会社の
仲間と会食してきました。

お気に入りの新大久保にある
韓国料理店「くるむ」に行きました。

私は会社を退職してからは
崖っぷちでもがいていたので、
もう5年ほど会っていなかったのですが、
先輩がこの春会社を退職するというので、
久々にお会いしたんです。

その先輩は、直接の上司では
なかったのですが、
会社のクラブ活動を通して
親しくさせていただいてました。

その先輩は、英語が堪能で
海外でビジネスをいくつも
成功させてきて、
たくさんの報告書も
上げてもいました。

趣味も豊富で、
ピアノ、スキューバーダイビング、
ゴルフ、サイクリング等々
幅広く活動しています。

ところが、そんな優秀な彼ですが
年金をもらう時には
月20万円程度になりそうだと言うのです。

社内の派閥争いなども影響し、
昇進に影響したとはいえ、
あれだけ活躍していて、
20万円か~って思いました。

昔だったら、30万円くらい
厚生年金をもらう人も
周囲にたくさんいました。

20万円で生活するとなると、
今まで通りに趣味は
できなくなると思うのです。

あんなに国内外を問わず
頑張って働いてきても
生きてゆくだけでぎりぎりの
生活になってしまうのです。

私はつくづく思いました。

会社に所属して、
コツコツ働いても、
明るい未来はないのだと。

幸い彼の場合、貯蓄が少しは
あるようなので、
貯金を切り崩して生活すると
言っていましたが…。

とはいえ、危機感を持っていて、
貯蓄の保持の方法も
いろいろ変えたようでしたが。

今の日本は紛れもない
格差社会です。

ただ、組織の駒として
まじめに働いているだけでは、
底辺にしかいられません。

こんな時代だからこそ、
何か大きな変化を起こさなければ
負け組に追いやられてしまうのです。

ただ、慣れた仕事だけを
淡々としているだけでなく、
世の中の流れを感じて、
積極的に生きてゆかなければ
いけないのだと改めて思いました。