昨晩、イギリスで作成された
「わたしを離さないで」の映画が、
テレビ放送されました。

この映画は、2017年
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏の
ベストセラー小説がイギリスで映画化されたものです。

私はイシグロ氏がノーベル文学賞を受賞する前から、
ずっと気にしていて、対談番組などは
録画して見たりしていました。

だから、日本のテレビドラマで
「わたしを離さないで」が放送された時も
全部見たんです。

でも、日本でドラマ化されたものは、
そんなに感動しませんでした。

けれど、昨晩テレビで映画版を見た後は、
心を揺さぶられるような気分でした。

原作者の言いたいことが、
伝わってくるような感じがしました。

あらすじをちょっと紹介すると、


外界から隔絶した寄宿学校ヘールシャムは、
他人に臓器を“提供”するために生まれてきた
〈特別な存在〉を育てる施設です。


キャシー、ルース、トミーは、
そこで小さい頃から一緒に過ごしてきました。


3人は普通の人間のように、
恋愛もすれば、嫉妬もするし、
喜んだり、悲しんだりもします。


でも、大人になると、
臓器移植が必要な人間のために、
自分の臓器を何回かに分けて、
与えてゆくのです。


もちろん最後は、臓器を与えた
〈特別な存在〉の彼らは死んでしまいます。


彼らにも、感情があるのに
科学的に作られた人工臓器のように、
生きて感情のある人間の臓器が
切り取られていくのです。

映画の最後では、
救われる人と、救う人との間に
どんな違いがあるのかと
問いかけています。

今の時代にも、
臓器売買も行われています。

また、動物実験により、
多くの動物がかわいそうな目に合っています。

動物実験のため死にそうな親の横で、
その子どもがじっとその様子を見ている
映像を見たこともあります。

この犬や猿にも感情があって、
子どもを残して死ぬのは
無念だろうな~といつも思っていました。

もっとも許せないのは、
ファッションに使う毛皮を得るために、
生きたままの動物から皮をはぎ取ることです。

死んでから皮をはぎ取るのは、
取りにくいからだそうです。

今回、「わたしを離さないで」の映画版を見て、
命の重さを考えさせられました。

今の時代、温かかったり
風合いの良かったりする素材は、
人工的にいくらでも作れると思います。

少なくとも、毛皮ファッションは、
世の中からなくなってほしいと、
個人的には強く願っています。

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