私は毎週日曜日23時、NHKで放送される
「戦争と平和」というドラマを欠かさず見ています。

 

 

皆さんもご存じのように、
原作はロシアの文豪トルストイで、
19世紀の作品です。

150年程も前に書かれた小説を、
ドラマ化したものですが、
面白くてなりません。

150年も経って、
21世紀の私たちが見て面白いと感じるって、
凄いことだと思いませんか?

 

それで思い出したのですが、
日本の明治時代の文豪、夏目漱石は凄い人です。

 

 

まず、21世紀の私がパソコン入力の際、
タイプミスしても、
「夏目漱石」と正確に表記されます。

今年は漱石没後100年とかで、
結構色んなイベントやテレビ番組もやってますね。

漱石の一番凄いところは、
漱石が生前に

「100年後も皆から読まれている小説は、私の小説だけだ」

と言っていたとのこと。

明治の文豪ってたくさんいますよね?

でも、明治時代は男性が文章を書くというと
文語調で難解な表現をとるんですね。

夏目漱石は非常なインテリだったにもかかわらず、
平易な言葉、普段話しているような言葉で小説を書いてました。

だから、今の時代でも読めるんですね。

森鴎外の小説など、読んでみてください。

難解で、疲れますから。

そういった意味では、
漱石は相手の立場に立って、
文章を書いてるわけですね。

そして、将来的なことも
見通していたということですね。

漱石は、日本で一番印税を稼いだ人だと思います。

成功の秘訣は、
相手の立場に立つということでしょうね。

トルストイにしても、漱石にしても
質の高い作品は、
色褪せることなく受け継がれる
のだな~
と感心してしまいます。

ブログやフェイスブックなどの投稿は、
100年後どのような扱いに
なっているかは分かりませんが、
今は同時代の方々に理解していただけ、
共感を持って頂けるような投稿ができたら本望です。